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日本トランスシティ、三重県朝日町の新倉庫が完成

2023年8月7日 (月)

国内日本トランスシティは4日、三重県朝日町で同社グループ最大級の拠点となる新倉庫「三重朝日物流センター」が完成したと発表した。

▲三重朝日物流センターの外観(出所:日本トランスシティ)

同センターは敷地面積6万8620平方メートルに、延床面積6万1445平方メートル、鉄骨造の3階建て。伊勢湾岸自動車道・みえ朝日インターチェンジに隣接する立地で、自動車用ワイヤーハーネス部材などの荷受け・物流業務を行う。垂直搬送機や人荷用エレベーター、ドックレベラー、ソーター、空調設備などを設けた。

脱炭素社会実現への取り組みとして、倉庫屋根全面にメガソーラーを敷設。発電した電力は自家消費するとともに、余剰電力は電気小売の中部電力ミライズ(名古屋市東区)に売却するなどし、日本トランスシティグループの他拠点で購入するスキームを構築した。これにより、CO2排出量は2020年比で10%削減できるという。

(出所:日本トランスシティ)

同センターは省エネルギー・創エネルギーを実現する施設設計になっており、建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)で最高ランクの5つ星を獲得、省エネルギー性能に優れた建築物に付与されるZEB認証を取得している。敷地には緑地や水面を設け、鳥類が好む在来種を中心に樹木を植栽するなど、多様な生物が生息できる環境を創出した。

「三重朝日物流センター」施設概要
所在地:三重県三重郡朝日町川原1
アクセス:伊勢湾岸自動車道・みえ朝日インターチェンジ隣接
敷地面積:6万8620平方メートル
延べ床面積:6万1445平方メートル
構造・規模:鉄骨造、3階建て
倉庫設備:太陽光発電設備、垂直搬送機、人貨用エレベーター、ドックレベラー
竣工:2023年6月30日

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LOGISTICS TODAY編集部
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