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▲倉庫イメージ（出所：山九）
ロジスティクス山九は7日、三重県菰野町に、消防法危険物第4類にあたる引火性液体に対応し、主にリチウムイオン電池製品から医療、半導体に使用される中間財や原料などの高機能製品を取り扱う危険物倉庫4棟を、2024年8月に新設すると発表した。同地域にはすでに2か所の危険物倉庫を備えており、その一つに隣接する形で新倉庫を建て、保管能力の増強とともに、物量の波動に柔軟に対応できるようにする。
1万879平方メートルの敷地に、延床面積1000平方メートルの危険物倉庫を4棟新設する。既存倉庫では危険品の流通加工機能も備えていることから、保管能力が高まる今回の新設を機に流通加工サービスの推進も計画している。立地は四日市コンビナート地区から車で30分以内の距離で、ジャストインタイムの配送などに活用できる保管拠点としても機能。5メートルのひさしで雨天時の荷役の安全性も担保する。
同社はことし5月に大阪府で1000平方メートルの危険物倉庫8棟を開設しており、今回の中部エリアの増設で、関東、中部、関西、九州に計13拠点、総延床面積2万6800平方メートルの危険物倉庫を運営する体制となる。
名称：北勢第3物流センター
住所：三重県菰野町北西川原3080-17
敷地面積：1万879平方メートル（事務所棟1棟）
倉庫面積：4000平方メートル（1000平方メートル×4棟）
対応危険物：消防法第4類
機能：保税機能、コンテナバンニング機能
アクセス：東名阪自動車道・四日市東ICから10キロ、新名神高速道路・菰野ICから7キロ
開設：2024年8月
設計・施工：三和建設
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