ヤマトG、インドに自動車部品の物流拠点開設

拠点・施設ヤマトロジスティクスインド（YLI、インド共和国）は7日、インド国内のマネサール、ベンガルール、アメダバード地域にロジスティクスセンターを開設し、7月25日から順次稼働を開始したことを発表した。

▲ヤマトロジスティクスインド拠点（クリックして拡大、出所：ヤマトHD）

インドは、自動車製造が主要産業の一つであり、国内外のメーカーが完成車や部品の製造量を拡大しており、近年では国内への販売だけでなく、アフリカや中近東などへの輸出も増加している。

▲マネサールロジスティクスセンター

2008年に設立したYLIは、これまでインド国内で主に自動車メーカーに向けて、顧客施設内での物流サービスを行うインハウスロジスティクスサービスを提供してきた。今回、マネサール、ベンガルール、アメダバード地域に自社のロジスティクスセンターを開設し、7月から順次稼働を開始、インド国内にロジスティクスセンターを開設するのはヤマトグループ初となる。

今回、工業地帯に近いエリアにロジスティクスセンターを開設し、国内外サプライヤーから生産工場へ製造部品のジャストインタイム納品、国内外への部品輸送などのサービスを提供していく。さらに、これらのサービスを効果的に組み合わせ、インド国内外を含むサプライチェーン全体を最適化するソリューションを提案し、総ロジスティクスコストの削減、生産効率の向上、環境負荷軽減などでのサポート体制を提供する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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