拠点・施設NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)は22日、グループ会社のNXインドがインドのデリー国際空港の貨物地区内に日系フォワーダーとして初めてロジスティクスセンターを開設したと発表した。
NXインドは輸出航空貨物の取り扱いについて、集荷した貨物を直接航空会社に持ち込むか、デリー市内の自社倉庫で一時的に保管していた。
このたび、空港貨物ターミナルに隣接する貨物地区にロジスティクスセンターを開設することで、利用するフライトに合わせた一時保管やタイムリーな搬入、スムーズな輸出通関、仕分け・再梱包など、顧客の多様なニーズへの対応力を向上させる狙いだ。
NXグループのインド事業は、輸出入など国際輸送を中心とするNXインドと、インド国内輸送を担うNXロジスティクスインドの2社を展開。インド国内32都市80拠点のネットワークを構築するとともに、航空・海運の輸出入や通関、国内輸送、倉庫保管、国内外引越など輸送にかかわるフルラインナップのサービスを提供している。
NXグループは、今回のインドにおけるロジスティクスセンター開設を契機として、当地における物流サービスのさらなる高度化を推進していく。
倉庫面積:509平方メートル