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パナソニックEW、供給リスク管理システム全社導入

2023年8月30日 (水)

サービス・商品パナソニックは30日、パナソニックエレクトリックワークス(EW、大阪府門真市)が独自に運用するサプライチェーンマネジメントシステム「ES-Resi.(TM)」(イーエスレジ)をEW全社に展開したと発表した。経営トップから各拠点の管理者に至るまでタイムリーな情報把握を可能とし、サプライチェーンリスクマネジメントの強靭化を実現した。

イーエスレジは、EWがサプライチェーン体制のレジリエンス強化のため、富士通が提供するサプライチェーンリスク管理サービスをベースに確立したもの。事前にサプライヤーの供給体制におけるリスクを洗い出し、サプライチェーンへの影響度合いを把握できる。有事におけるサプライヤーの被災状況などを把握することで、生産計画の見直し、代替調達の検討などがに有効だ。

パナソニックEWは、自然災害などによって部材を供給するサプライヤーが被災し、国内の製造工場を中心に住宅用の部材の生産停止や出荷停止などの影響を受けた経緯があり、サプライチェーンの事業継続能力の向上やサプライヤーの被災状況の迅速な把握、代替調達先の選定などを効率化するため、イーエスレジの全社展開を決定した。

▲震度5以上や大雨警戒レベル4以上の気象庁データに自動リンクしたサプライヤー情報(出所:パナソニック)

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LOGISTICS TODAY編集部
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