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CRE、愛知・一宮市のマルチテナント型施設が完成

2023年10月6日 (金)

▲ロジスクエア一宮(出所:CRE)

拠点・施設シーアールイー(CRE)はこのほど、愛知県一宮市のマルチテナント型物流施設「ロジスクエア一宮」が9月30日に完成したと発表した。佐川グローバルロジスティクスなど国内大手物流企業2社と賃貸借契約を締結しており、満床で稼働する。

名神高速道路と東海北陸自動車道の結節点である一宮ジャンクション(JCT)、主要道路の西尾張中央道と隣接し、東海北陸道・一宮稲沢北インターチェンジ(IC)から0.5キロ、同・一宮西ICから3.8キロの場所に位置する。名古屋市内への配送だけでなく、名神高速を通じて関東や関西、東海北陸道を通じて北陸への広域物流拠点としても機能する。同市は人口37万8000人超、世帯数16万7000世帯と雇用確保の面でも優位性がある。

▲周辺地図(クリックで拡大)

施設は地上4階建て、延床面積は6万641平方メートル。大型車両が直接乗り入れできるランプウェイや、1階と3階にトラックバースを備えている。倉庫部分は外壁に金属断熱サンドイッチパネルを採用し、積載荷重4.1トンの荷物用エレベーターを8基、垂直搬送機3基を実装。将来的には昇降設備の増設や事務室の増設、庫内空調設備や室外機置き場の確保など、入居テナントのニーズにも対応できる仕様としている。

▲カフェテリア

環境対策として、全館LED照明や節水型衛生器具を採用。今後、屋根全面に太陽光発電システムを採り入れ、発電した電力を自家消費するとともに、余剰売電を行う予定だ。最上階には職場環境の向上を目的として、入居テナントが利用できるカフェテリアを設置した。

「ロジスクエア一宮」概要

所在地:愛知県一宮市萩原町東宮重17-1
敷地面積:2万7864平方メートル
延床面積:6万641平方メートル
構造・規模:地上6階建て(倉庫:4階建て)、鉄骨造
用途地域:なし(市街化調整区域)
着工:2022年8月1日
竣工:2023年9月30日

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LOGISTICS TODAY編集部
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