ユニ・チャームが新工場竣工、物流効率など改善｜短報

▲新工場の外観（出所：ユニ・チャーム）

拠点・施設ユニ・チャームは24日、同社のペットケア用品の生産子会社であるペパーレット（静岡県藤枝市）が、静岡県島田市に新工場を建設し、10月17日に竣工式を行ったと発表した。1975年創業のペパーレットは、猫用トイレの「紙砂」を世界で初めて開発した企業で、新工場の建設はユニ・チャームはペットケアカテゴリーの供給力増強施策の一環だという。これまで、一部において分散していた生産拠点を新工場に集約することによって、生産能力や物流効率の改善などを図る狙い。

ユニ・チャームグループ各社の製造工程からは、紙おむつや生理用品などの資材ロスが排出されるが、ペパーレットはこれらを原材料の一部として活用して紙砂を製造し、循環型社会の実現に貢献するとしている。新工場は新東名高速道路の島田金谷インターチェンジから至近の立地。

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