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ANAと冷食宅配ナッシュが協業、物流コスト削減

2023年11月21日 (火)

▲保冷コンテナを積み込む様子(出所:ANA)

フード全日本空輸(ANA)と冷凍食品宅配のナッシュ(大阪市北区)は21日、旅客定期便を活用した冷凍食品の航空輸送ネットワークを構築したと発表した。11月1日の伊丹空港(大阪)発千歳空港(札幌)着の便で初めて実施した。

兵庫県尼崎市にあるナッシュの工場で製造された弁当を、大阪の物流センターで保冷コンテナに入れ、センター仕分け場から空路を経て北海道の宅配業者にわたるまで一貫輸送を行う。旅客定期便のスペースを利用することで、輸送リソース不足に陥ることのない安定的な輸送体制を構築すると同時に、長距離配送のリードタイムを最大2日短縮する。

▲長距離配送のフロー(クリックで拡大)

ナッシュは今回の連携により物流コストが総合的に削減されたことで、今月から北海道地域への配送料を値下げ。今後も他地域への展開を視野に連携を継続するとしている。

冷凍食宅配ナッシュ、北海道への配送料を値下げ

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