リコーがゼブラRFIDで出荷前検品時間を94％カット

荷主デジタルソリューションを展開するゼブラ・テクノロジーズ・コーポレーション（ゼブラ）は22日、同社のハンドヘルド型RFIDリーダーが、リコーの静岡県御殿場市の製造・物流センターに導入されたと発表した。リコーは、複合機の品質保証工程において使用する複数SDカードの効率的な追跡・回収を実現させている。

導入したブルートゥース対応のハンドヘルド型RFIDリーダー「RFD8500」は、適合機種であるゼブラ・サードパーティのモバイルデバイスと組み合わせ、高性能次世代RFIDと 1D・2Dバーコードスキャンが可能。作業員はモバイルデバイスを同RFIDリーダースレッドに取り付けることで一体型ソリューションや、モバイルデバイスをポケットに入れてRFIDリーダーを単体モードで使用できる。

リコーは2020年にSDカードにRFタグを付けてRFIDリーダーで読み取る運用に変えたことで、SDカード管理時間を１か月223分から13分・94％の削減に成功しており、今回のRFIDの導入により、更なる業務効率化を図る。

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LOGISTICS TODAY編集部
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