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リコーロジスティクスがSBSグループ入り

2018年8月1日 (水)

M&ASBSホールディングスは1日、リコーから物流子会社「リコーロジスティクス」の株式を取得する手続きが完了したと発表した。普通株式433万株を180億円で取得し、持分を66.6%として連結子会社化した。

また、リコーは大塚商会との折半出資による新会社「ROホールディングス」を設立。リコーロジの残る株式(全体の3分の1)を保有する“荷主連合”として、今後も関与していく方針。

リコーロジは事務機器大手リコーの国内外の物流業務を中心に、大塚商会の「たのめーる」業務も受託するなど全国規模のBtoB配送ネットワークを展開。SBSグループとの相互補完により、配送網の強化、機械化・自動化による効率化、SCMへの対応力強化といった方向で相乗効果の創出を図る。

リコーロジは従業員数3117人、直近の売上高717億円で国内100超の拠点と海外10拠点を展開している。売上高1528億円のSBSグループに加わったことで、同グループの売上規模は2000億円を超えることとなる。

株式取得手続きの完了に伴い、SBSホールディングスの鎌田正彦社長ら3人がリコーロジの非常勤取締役に就任した。