ロジスティクス郵船ロジスティクスと日本貨物鉄道(JR貨物)は22日、羽田空港に到着した輸入航空貨物の国内配送に鉄道を活用した新しいスキームを構築し、ことし10月からサービス提供を開始したと発表した。
両社は東京国際エアカーゴターミナル(東京都大田区)の協力の下、羽田空港に到着した輸入航空貨物を鉄道コンテナに積み替え、国内配送するスキームを構築。羽田空港は東京貨物ターミナル駅まで車で20分と近いため、輸送距離や貨物量によってはトラック輸送と同等の時間、料金での輸送が実現する。
貨物列車1編成の輸送能力は10トントラック65台分に相当し、労働力不足に対処可能な輸送機関として機能。また、貨物列車のCO2排出はトラックの11分の1、内航海運の2分の1と低いため、環境負荷低減にも寄与する。鉄道の定時性から納入時間の安定も期待できる。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com