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三菱倉庫、変革を加速し革新と挑戦を

2024年1月5日 (金)

話題三菱倉庫の斉藤秀親社長による年頭所感の要約は以下の通り。

(以下要約)

▲三菱倉庫の斉藤秀親社長(出所:三菱倉庫)

はじめに、1月1日に発生した能登半島地震によってお亡くなりになられた方々、また2日の航空機事故でお亡くなりになられた方々に対しまして、心よりお悔やみ申し上げます。被災地の方々の安全と一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

本日までに当社グループの職員およびご家族の無事が確認されており、施設や貨物などに大きな被害はありません。今後の皆さんの業務遂行にあたっては、運送が困難な地域への対応や輸送ルートの変更をはじめ、さまざまな困難が予想されますが、当社グループは、物流・不動産事業の着実な遂行と復旧支援を通し、エッセンシャルワーカーとしての社会的使命を果たしたいと思います。また、災害への備え・対策には、一層の注意を払いたいと思います。現在、危機管理体制の再構築を進めていますが、皆さんも家庭や職場での災害対策について、改めて点検をお願いします。

2024年は、MLC2030ビジョンの実現につながる新たな経営計画を策定する重要な年となります。地政学的なリスクの顕在化やカーボンニュートラル、日本では少子高齢化や「2024年問題」などなど、我々は今、さまざまな課題に直面しています。これらの社会課題に対応することこそが、我々の責務です。我々は、価値創造の源泉である人材が能力と個性を最大限に発揮出来る人的資本経営の実施、DX(デジタルトランスフォーメーション)の取組強化、海外も含めたパートナーとの協業拡大などによって諸課題に対応していきます。

我々が物流事業、不動産事業を通して広く社会価値を創出することにより社会に貢献し、それによって将来にわたる持続的な成長と収益性の向上につなげていきたいと考えています。私は、昨年4月に社長就任後、「変革を加速させる」ことを宣言し、「前例踏襲は思考停止である」ということ、そして「新たなチャレンジをしてほしい」と言ってきました。今のような変化が激しく、先が見通せない時代においては、リスクを検討しつつ、「まずはやってみる」「トライ&エラー」が最も有効な方法です。

ここで改めて、すべての役職員に対して、「挑戦とイノベーション」のマインドを持って職責に当たってほしいとお願いします。そのための縦横斜め双方向のコミュニケーションができる風土も構築していきいきます。これから200年企業を目指すにあたって、三菱倉庫は“何に挑戦する”ことで、“どのような新しい社会創りに貢献していくのか”を、一人一人自ら考え、聞かせてほしいと思います。

今年は辰年です。「竜の雲を得うる如し」という言葉があります。これは竜が雲を得て天に昇るように、機会を得て盛んに活躍するさまのことを言います。我々も竜が天に昇るように、高みを目指し、今年一年、元気に、勢いよく過ごしましょう!

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LOGISTICS TODAY編集部
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