商船三井子会社のLNGフェリー、独自性評価で表彰

▲「さんふらわあ くれない」（出所：商船三井）

認証・表彰商船三井は5日、グループ会社の商船三井さんふらわあ（東京都千代田区）が運航する日本初のLNG（液化天然ガス）燃料フェリー「さんふらわあ くれない」が、日本経済新聞主催の「2023年日経優秀製品・サービス賞」で最優秀賞を受賞したと発表した。日経に掲載された候補のなかで技術開発性、価格対効果性、業績寄与度、成長性、独自性、産業・社会へのインパクトの6項目で総合的な審査の上、選出された。

さんふらわあ くれないはLNGを主燃料とする初のフェリーとして、独自性と社会へのインパクトが高く評価された。従来の船に比べ、CO2排出量を25％、硫黄酸化物（SOx）を100％、窒素酸化物（NOx）を85％削減するなど、低・脱炭素社会の実現に寄与する。また、トラックの積載台数を増加させ、ドライバーズルームの設備を拡充するなど、トラックドライバーに快適な乗船環境を提供。大浴場の面積を2倍に拡大し、レストランの席数を1.5倍に増やすなど、乗客が利用する設備も充実させている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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