ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ネスレ、海運大手と協力し低排出燃料に切り替え

2024年2月9日 (金)

ロジスティクス大手飲料メーカーのネスレは8日、世界最大の海運会社3社(ハパックロイド社、マースク社、CMA CGM社)と協力して、全世界で必要とする海運輸送量の半分相当を低排出な代替燃料に切り替えていくことで合意した、と発表した。

使用済み食用油などの廃棄物から作られた燃料を用いる貨物船に切り替えることで、ネスレは、海運による年間の温室効果ガス排出量をCO2換算で約20トン削減することを目指す。この効果で、海上輸送のための約50万バレルの原油を使用せずにすむという。廃棄物から作られた燃料は標準的な場合と比べて、排出量を少なくとも70%削減できるという。

ネスレ全体のCO2排出量の中で、海運輸送の占める割合は小さいが、温室効果ガス実質ゼロに向けた一環として、自社の物流サービスの環境負荷削減に尽力していくという。

海運3社と締結した合意は、2023年のネスレの海運輸送量の半分程度をカバーする。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com