調査・データ米市場調査会社のIMARCグループは12日、日本の物流市場は、2024年に推計で3370億ドル規模に達し、33年までに5490億ドルにまで拡大するとの予測を公表した。この間の年平均成長率(CAGR)は5.6%となる。
同社のレポートでは、日本の物流市場について、急速なデジタル化とEC(電子商取引)プラットフォームの台頭で、大きく成長していると分析している。特に新型コロナ禍によって高まった消費者のオンラインショッピング志向の高まりは、効率的なラストワンマイル配送サービスと高度な倉庫管理システムに対するかつてない需要を生み出した。AI(人工知能)を活用したルートの最適化、IoTを活用した追跡システム、自動仕分け設備などの技術も、物流業界全体の業務効率を劇的に向上させている。さらに、従業員の高齢化と労働力不足で、物流企業はサービス品質を維持しながら労働力不足の課題に対処するため、自動化やロボットに多額の投資をしている。
レポートではこのほか、業界別や地域別の市場の分析や今後の市場動向、求められる市場戦略などについて解説している。
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