サンワサプライ、東日本の物流拠点を再編・拡大

拠点・施設パソコン周辺機器メーカーのサンワサプライ（岡山市北区）は20日、「東日本物流センター」（千葉県四街道市）が1月9日に稼働を開始したと発表した。これに伴い、東京物流センター（同県市川市）を新築移転。市場の変化に合わせた新たな分野やカテゴリーの新製品の投入を見据えた設備強化で、規模を拡大した新拠点に物流を集約することで、迅速かつ円滑な製品配送の実現を目指す。

▲「東日本物流センター」（出所：サンワサプライ）

倉庫内では、ピッキング作業をアシストするAMR（自立走行搬送ロボット）の導入により、業務効率の最適化と作業者の負担軽減を図る。トラックの配車システムも導入し、トラックの集中や待機時間の長さなどの問題解決に努めている。

屋根にはソーラーパネルを搭載するなど太陽光発電を導入し、センター運営に必要な電力を確保。非常用発電機も備え、災害時にはBCPによるリスク対策として活用する。四街道市との提携により、災害発生時に避難施設として使用できる地域貢献型物流施設としても機能する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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