改善基準告示、24年度運行管理者試験の出題対象に

行政・団体全日本トラック協会（全ト協）は2日、各都道府県の協会会長に向けて、運行管理者試験の問題について、24年度の第1回の運行管理者試験から、1日に施行された「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」（改善基準告示）についても出題範囲となることを周知徹底する文書を発出した。

これまで運行管理者試験においては、法制などが改正された場合には、原則として改正法令などの施行後6か月間は、改正前後で正答が異なる内容の問題は出題しないこととされていた。しかしながら、今回の改善基準告示の改正については、社会的に注目されており、関係機関へも十分周知されていることから、24年度の第1回の運行管理者試験から、改善基準告示に関係する試験問題も出題すると、運行管理者試験センターから通知されていたもの。

全ト協では、協会員にこの通知の趣旨を理解し、周知することを呼び掛けている。なお、24年度の第1回の運行管理者試験は、5月ごろに運行管理者試験センターのホームページで発表予定。

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LOGISTICS TODAY編集部
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