ロジスティクスセンコーグループホールディングス(GHD)は13日、同社に対し、三菱電機が物流子会社の「三菱電機ロジスティクス」を売却する方針であるとの一部報道に対し、「当社が発表したものではない」とのコメントを発表した。また、「現時点において三菱電機ロジスティクスの買収の検討を行っておりません」としている。
報道では、三菱電機は現在98%を保有する三菱電機ロジスティクス株の過半数を、センコー側に譲渡し、売却時の三菱電機ロジスティクスの時価評価額は、最大で1000億円規模になるとの見通しを示している。
物流の2024年問題を背景に大手3PL企業によるM&Aが活発になっているが、それだけに買い手企業同士による競合も激しさを増しており、買収額も「適正価格」を超えて大きくなりがちだ。
こうしたM&Aマーケットの傾向を反映して、自社が設定する金額を超えれば早期に買収競争から撤退を決めるケースも増えてきている。
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