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デンソーがAIプラットフォームを導入

2024年5月13日 (月)

荷主機械加工製品の販売などを手掛けるミスミグループ本社は13日、同社が提供する機械部品調達のAI(人工知能)プラットフォーム「meviy」(メビー)が、自動車部品メーカーのデンソーに導入されたと発表した。

デンソーは、業務効率化のため次世代型AGV(無人搬送車)の開発を行っていたが、3DCADで設計したデータから2D図面の作図を行う業務に多くの時間を要し、開発リードタイムの長期化やコスト増加などの課題を抱えていた。同プラットフォームでは、3Dデータから直接部品調達にかかることができるので、部品調達にかかる時間を2週間近く短縮することができるようになった。

▲meviyの操作イメージ(出所:ミスミグループ)

生産性向上による間接コスト削減に加え、大口数量割引や長納期低価格サービスを組み合わせることで部品コストを約50%削減。また、同プラットフォームでは、部品毎にカタログ品と同様の型番(注文番号)を発行し各工場に共有することで、どの工場からも同じ部品を調達できるため、全国の複数工場への部品配送が不要となり保全対応がスムーズになった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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