荷主ミスミグループ本社は19日、機械部品調達のAI(人工知能)プラットフォーム「meviy」(メビー)が豊田自動織機に導入されたと発表した。同プラットフォームの活用により、設備製作のリードタイムが大幅に短縮され、業務効率の向上が期待されている。
豊田自動織機では、3D CADやVR、3Dスキャナーを活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進しており、アナログ作業の削減を進めている。従来の部品調達では2D図面の作成に多くの工数がかかり、手入力ミスのリスクもあったが、meviyの導入により、3Dデータのみで部品調達が可能となった。これにより、作業の大幅な省力化が実現し、設備製作の迅速化に寄与している。

▲3D CAD(iCAD)を使い、meviyで見積もりを取得する設計者(出所:ミスミグループ)
meviyは、3DデータをアップロードするだけでAIが即時見積もりを行い、独自のデジタル製造システムにより最短1日での出荷を可能にするプラットフォームである。同サービスは、機械部品調達の作業時間を9割以上削減する効果があり、国内外での導入が拡大している。
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