ロジスティクスMSC(スイス)は13日、MSCは、海運契約のパフォーマンス・モニタリングのデジタル化に関する契約を締結したことを発表した。MSCはこのプラットフォームにより、契約の履行状況をリアルタイムで把握できるようになり、透明性と効率性が向上するとしている。
新プラットフォームは、ニューヨーク・シッピング・エクスチェンジ(NYSHEX、アメリカ)と提携して開発された。このシステムは、契約の履行状況を監視し、遅延や不履行が発生した場合にアラートを発信する機能を備えている。また、契約に関連する全てのデータを一元管理することが可能であり、企業は契約の履行状況を一目で確認できるようになる。
このプラットフォームの導入により、MSCは顧客との信頼関係を強化し、より効率的な契約管理を実現することが可能になる。また、企業は契約の履行状況をリアルタイムで監視できるため、問題が発生した際には迅速に対応することができる。
さらに、このプラットフォームは、MSCの持続可能性への取り組みの一環でもある。契約の履行状況を正確に把握することで、無駄な輸送や遅延を減らし、環境への負荷を軽減することが期待されている。
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