ロジスティクスSGムービング(東京都江東区)は17日、バイオディーゼル燃料の実証コンソーシアムに参加し、設立式が5月28日に行われたことを発表した。ミドリムシ由来のバイオディーゼル燃料を使い、トラックの走行実証を行う。。2025年の大阪・関西万博の開催に合わせ、大阪府内でディーゼルトラックを用いたテスト走行などを行う。

▲大阪イノベーションハブでの調印式の様子(出所:SGムービング)
コンソーシアムの中心となるのは、ミドリムシから再生可能なバイオディーゼル燃料を生成するCO2排出実質ゼロの完全循環プラントシステムの開発・製造に取り組んでいるスタートアップのRevo Energy(レボエナジー、大阪市北区)で、SGムービングのほか、池田泉州銀行や三井住友海上火災保険、甲南大学発ベンチャーのB-Labなどが参画する。SGムービングは大型家具家電の設置輸送などを手がけており、今回の実証では実際のテスト走行を担当する。
Revo Energyは大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオンに、完全循環プラントシステムの出展を予定している。走行実証では、同システムで生成された廃食油を使わないミドリムシ由来のバイオディーゼル燃料を用いて、SGムービングが大阪府内をトラックでテスト走行。燃料成分や排気ガスの分析などを行い、万博の開催までに新たなバイオディーゼル燃料の有用性を検証する。
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