財務・人事アサイーやアマゾンフルーツなどの販売を手がけるフルッタフルッタは21日、同社が保有する株式の一部を米投資会社のエボリューション・キャピタル・インベストメントに貸し付けて3億8700万円の資金を調達し、原料の調達費用やテスト店舗出店の費用に充てると発表した。
同社によると、REVOLUTIONの普通株式2050万5273株を4月26日から1年間貸し付け、担保金として3億8700万円を受け取る。貸借料は年率0.1%で担保金金利は年率1.0%。
同社は、こうした得た資金の一部を原料の仕入れに充当。2024年下半期の6か月で国内需要が大幅に伸びており、今後、遅滞のない原料の仕入れが必要になるという。また、2023年12月にアサイーの大手ブランドでブラジルに本社を置くオークベリー・アサイーとアジア事業開発に向けて協議を開始したのを受け、2024年夏に予定しているテスト店舗の出店費用にも充てる。テスト店舗は最大5店舗を予定している。
また、同社は昨年11月、EVO FUNDを割当先とする第三者割当によって新株予約権(行使価額修正条項付き)を発行し資金を調達すると発表した。当初は63億4000万円を調達する予定だったが、33億6500万円に見込み額を引き下げた。
今後、調達した33億円でアサイーの生産拠点や生産設備、倉庫の確保のほか、店舗出店数の拡大を図り、仕入れ原価が上昇している原材料の調達費用に充てるとしている。
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