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JR貨物、16日に吹田貨物ターミナル駅開業

2013年3月14日 (木)

ロジスティクス日本貨物鉄道(JR貨物)は16日、梅田駅基盤整備事業に伴い、鉄道・運輸機構が進めてきた梅田駅の機能を吹田信号場と百済駅に移転する工事が竣工したことを受け、ダイヤ改正に合せて、新たなコンテナ取扱駅として「吹田貨物ターミナル駅」(大阪府吹田市、摂津市)を開業し、百済駅も「百済貨物ターミナル駅」(大阪市東住吉区)と改称してリニューアル開業する。

いずれも着発線荷役(E&S)方式の駅として開業することから、同タイプの駅は全国で29駅になる。

吹田貨物ターミナル駅は総面積27.2ヘクタール、コンテナホーム4面(始終着2面、中継2面)荷捌上屋2700平方メートル、荷役線5線、荷役線2線を含む着発線13線を備え、年間貨物取扱量は100万トン程度となる。

また、百済貨物ターミナル駅は総面積15.8ヘクタール、コンテナホーム3面(始終着3面)、荷捌上屋1500平方メートル、荷役線6線、荷役線2線を含む着発線6線の新駅として、新たに年間貨物取扱量が100万トン近く増加する。

梅田駅は、1874年(明治7年)12月1日に大阪駅貨物扱所として開設され、1928年(昭和3年)12月1日に梅田駅と改称して今日まで138年余りの間、大阪の貨物輸送の拠点として重要な役割を果たして来たが、今月15日でコンテナの取扱いを終了し、31日限りで廃止となる。