西濃など4社、吹田･仙台港間で長距離直行列車運行

▲西濃運輸私有31フィートコンテナ

環境・CSR西濃運輸は25日、日本フレートライナー、日本貨物鉄道（JR貨物）、仙台臨海鉄道の3社とともに、吹田貨物ターミナル駅（大阪府吹田市）と仙台港駅（仙台市）、郡山貨物ターミナル駅（福島県郡山市）を結ぶ区間で、5月7日から長距離直行貨物列車を運行する、と発表した。

この取り組みは4社が連携することで実現したもので、大阪・仙台間を毎日1往復運行し、大型トラック60台分を段階的に貨物鉄道へ転換する。このモーダルシフトによるCO2の排出削減量は年間1万3810トンを見込む。

下りは吹田貨物ターミナル駅を22時14分に出発、郡山貨物ターミナル駅に9時15分に、仙台港駅には12時45分にそれぞれ到着する。上りは仙台港駅22時35分発、郡山貨物ターミナル駅2時37分発、吹田貨物ターミナル駅15時44分着。

列車は20両編成で、このうち5両は一般利用で仙台貨物ターミナル駅発着、4両が吹田?郡山間、11両が吹田?仙台港間向けに充てる。1列車の輸送量は31フィートコンテナ30個（往復60個）。