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日本パワーファスニング、茨城・筑西の施設譲渡

2024年7月12日 (金)

M&A日本パワーファスニングは11日、取締役会で固定資産の譲渡を決議したと発表した。同社は、生産効率の向上と収益の改善を目指し、茨城県筑西市の下館工場から兵庫県豊岡工場への生産集約を進めている。この経営効率化の一環として、経営資源の有効活用と財務体質の強化を図るため、特定の土地と建物を譲渡することを決定した。

譲渡される資産は茨城県筑西市に所在する土地3万851.83平方メートルと建物6543.47平方メートルであり、現在は工場および物流倉庫である。譲渡価額および帳簿価額については譲渡先の意向により開示されていないが、市場価額を反映した適切な価額での譲渡となる。譲渡先は国内の一般事業法人であり、同社との間に資本関係、人的関係、取り引き関係はなく、関連当事者にも該当しないという。

取締役会決議日と売買契約締結日は2024年7月11日で、物件引き渡しは2024年9月を予定している。この固定資産の譲渡に伴い、2024年12月期には特別利益が計上される見込みであるが、一部の建物解体費用などの金額が未確定であるため、現時点では譲渡益の金額は未定である。業績に与える影響が確定次第、あらためて開示する予定としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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