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建物の床面ひび割れ検査ロボットがNETISに登録

2024年7月17日 (水)

認証・表彰ロボット開発のイクシス(川崎市幸区)は17日、同社が開発したAIを使った床面ひび割れ検知ロボット「Floor Doctor(フロア・ドクター)」が国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS」に登録されたと発表した。

NETISは国交省が民間の新技術の活用を図るため、新技術に関する情報の共有や提供を目的として整備したデータベース。NETISに登録された技術は、公共工事で活用された場合、効果に応じて工事成績評定の加点の対象となる。

フロア・ドクターは、オペレーターが手動でロボットを移動させると、コンクリート床面にあるひび割れの形状と位置情報を記録。発見したひび割れはAIで画像解析する。これによって、誰でも簡単にコンクリート面のひび割れ検査が可能になり、確実に高精度な画像を記録できるため、検査報告書の作成時間の短縮につながる。また定期的な点検で、経年劣化を確認できる。

同社は2019年から同ロボットのレンタルなどを開始するとともに改良を重ね、現在は15分で1グリッド(10メートル四方)、1日2000平方メートル以上の面積の撮影が可能で、効率的な完成検査を行うことができる。これまでに、全国の大手デベロッパーやスーパーゼネコンを含む40社以上が採用し、物流倉庫や橋梁、ビル、体育館など累計面積500万平方メートルで活用されている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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