DHLサプライチェーン、コニカミノルタとLLP契約

話題DHLサプライチェーン（東京都品川区）は22日、コニカミノルタホールディングスと「リードロジスティクスプロバイダー契約」（LLP契約）を締結し、7月から国内でLLPサービスを提供する。

LLP契約は、企画立案・計画策定・オペレーションまでのロジスティクスを一貫して包括的・戦略的に支援するもので、物流機能の管理やオペレーションの委託であるサード・パーティー・ロジスティクス（3PL）の提供に加え、ロジスティクス全体を最適化する企画立案や計画策定といった包括的な高付加価値サービスを提供する。

今回のLLPサービス提供開始により、DHLサプライチェーンはコニカミノルタグループの物流設計・管理・オペレーション・継続的改善などの日本国内の物流機能を包括的に担うこととなる。

具体的には、最適化された倉庫・運送オペレーションや国内配送ネットワークなどの物流機能の提供だけでなく、グループ全体の業務プロセスの標準化や国内ネットワークの再構築、効率的な管理手法確立を通じて同社の物流事業の最適化を図り、コスト削減につなげる。

また、LLPの契約締結に伴い、DHLサプライチェーンはコニカミノルタ物流から事業と全国の拠点などを引き継ぐ。