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米国沿岸警備隊、清水港の保安対策を調査

2013年3月25日 (月)

行政・団体国土交通省は22日、改正SOLAS条約に基き、米国沿岸警備隊が日本の港湾の保安対策を調査する「国際港湾保安プログラム」が14、15の両日、清水港で行われたと発表した。

国際港湾保安プログラムは、米国で2002年に成立した米国海事保安法に基づいて行われており、2年に1度の頻度で、米国と海上交易のあるすべての国を米国が調査するもの。

今回の調査は、米国からの訪問要請を受け、受け入れに合意した後に事前協議で訪問する港湾を選定し、実施された。日本の港湾への実施は、04年12月、09年2月、11年2月に続き、4回目。

今回の国際港湾保安プログラム実施後、米国沿岸警備隊調査団は清水港の保安対策について「確実な出入管理や保安施設整備が行われているなど、港湾保安対策についての問題はまったく認められなかった。今回の訪問によって、日米両国で共有された港湾保安に関する情報は、互いの港湾保安の向上に寄与するとともに、両国の港湾保安対策に関する連携強化につながると考えている」と講評した。