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物流トラッキングサービス「Jiot」リリース

2025年7月16日 (水)

ロジスティクスJFE商事エレクトロニクス(東京都千代田区)は16日、トラックなどの輸送状況を追跡、把握できるクラウドサービス「Jiot(ジオット)」を8月にリリースすると発表した。荷待ち・荷役時間の自動計測などで改正物流効率化法に対応するほか、位置情報と温度データの自動記録で食品衛生法にも対応する。

昨年4月に施行された改正物流効率化法により、一定量の貨物を取り扱う荷主や、一定規模以上の貨物自動車運送事業者に輸送状況の実態把握と改善策の実施が義務付けられた。このため、同社にも「輸送状況の見える化を図りたい」「配送品質の向上を図りたい」といった相談が寄せられていた。

これを受け、同社ではトラックや冷凍冷蔵車の位置情報や温度情報を可視化できるシステムの開発を進めてきた。

ジオットでは、小型GPSトラッカーを用いて、Webアプリ上でトラックや冷凍冷蔵車の位置や荷物の温度を確認できる。GPSトラッカーは4.9センチ四方の大きさで。重さは39グラム。手軽に設置でき、USBで充電できるなど導入の容易さを目指した。

また、ドライバーがGPSトラッカーを携帯するだけでよく、操作は必要ない。荷待ちや荷役時間は自動計測が可能で、位置情報と温度データも自動記録される。

8月のリリースでは、データによる見える化機能を提供。10月を目途に、荷待ち・荷役時間の記録や運転日報の自動作成、CO2排出量の測定、温度履歴の記録といった機能を順次追加していく。

同社は27年度までの3万台導入を目指している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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