
日本郵船、秋田県大仙市サケふ化場改築事業への寄付目録贈呈式の様子 (出所:日本郵船)
話題日本郵船は23日、秋田県大仙市のサケふ化場改築事業に対して100万円を寄付したことを発表した。この寄付は秋田県との包括協定の一環として行われ、100年以上の歴史を持つ秋田県大仙市営水産ふ化場の改築を支援するもの。
秋田県には5か所のサケふ化場が存在し、毎年2000万尾の稚魚を放流して県沿岸の漁業を支えている。特に大仙市のふ化放流事業は129年の歴史があり、内陸唯一のふ化場として240万尾の稚魚を放流している。最近の海流変化に適応できる大型稚魚の育成と回帰率の向上が必要であり、老朽化した現ふ化場の機能向上が求められている。
日本郵船は、稚魚育成に必要な豊富な地下水の確保、卵から稚魚まで一貫飼育可能な浮上槽の導入、自家発電施設の整備を含むふ化場改築事業への寄付を通じて、日本の水産資源保全、人間と自然の調和のとれた共生、伝統的サケ文化の継承と地域活性化に貢献する。
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