メディカル第一三共(東京都中央区)は1日、国内サプライチェーン機能会社「第一三共プロファーマ」(DSPP)の小田原工場と「第一三共ケミカルファーマ」(DSCP)の小田原工場を統合したと発表した。
隣接する両小田原工場を統合することで、中間体から原薬まで一貫した生産体制を構築するとともに、技術研究機能を活用して生産技術基盤を強化、グローバルレベルで競争力のある体制を構築する狙い。
統合は、DSPPから小田原工場を分割し、DSCPに移管する吸収分割によって実施した。
■統合後の新工場の概要
工場名:第一三共ケミカルファーマ小田原工場
所在地:神奈川県小田原市高田477
面積:13.3万平方メートル
主な生産品目:医療用医薬品原薬、中間体(オルメサルタン、ロキソニンなど)