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第一三共、国内サプライチェーン機能を再編

2014年7月31日 (木)

メディカル第一三共は7月31日、アルフレッサファーマ(大阪市中央区)に対し、子会社の第一三共プロファーマ(東京都中央区)が保有する秋田工場をアルフレッサファーマに譲渡すると発表した。また、国内サプライチェーン機能子会社を現行の3社体制から2社体制へ再編する。

同社グループは国内に原薬工場を5工場保有しているが、グローバルレベルで競争力のある国内原薬生産体制を総合的に検討した結果、秋田工場をグループ外企業に譲渡し、高い技術力と生産能力などの特性を活かすことが最適だと判断した。アルフレッサファーマは、秋田工場を原薬製造事業の中核工場に位置付ける。

第一三共の国内サプライチェーン機能子会社は現在、第一三共プロファーマ、第一三共ケミカルファーマ、第一三共ロジスティクスの3社体制だが、20154月1日付で、第一三共ケミカルファーマを存続会社とする原薬機能会社と、第一三共プロファーマを存続会社とする製剤・物流機能会社の2社に再編。

この再編に伴い、現在の第一三共プロファーマは、原薬工場の小名浜工場、館林工場を分割し、第一三共ケミカルファーマに移管。併せて第一三共ロジスティクスを吸収合併する。