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シーネット、オフライン対応の音声物流システム発売

2013年4月10日 (水)

ロジスティクスシーネット(千葉県船橋市)は9日、物流向け音声認識システムの新バージョン「ci.Himalayas/voice/anywhere」を発表した。音声認識システムの自由度を広げるため、オフライン環境で利用できるようにした。

これまでの物流向け音声認識システムは、無線LAN環境でリアルタイムにデータ照合を行うことを特長としており、無線LAN環境がない倉庫や屋外では利用できなかったが、オフライン環境に対応できるようにしたことで、無線LAN環境が整っていない倉庫や、屋外などでも使えるシステムとなった。

新バージョンでは、入力項目の一部分を発話することで、その単語を含む項目の候補を検索でき、入荷検品などで商品名をすべて発話する必要がなくなる。

例えば「北海道」と入力すると、「北海道」という名称を含む商品を予定データから絞り込み、出力された一覧から該当商品を選択できる。これにより、バーコードのない商品の作業で作業効率向上やミス防止につなげられる。

音声認識端末の料金は、ライセンスを含めて50万円からっとし、システム構築は500-4000万円、年間30セットで3億円の販売を見込んでいる。

■詳細は下記URLを参照。
http://www.cross-docking.com/service/voice-anywhere/