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シーネット、新たなピッキングソリューションを発表

2011年8月23日 (火)

サービス・商品ドライ系・低温系食品を主体とした大手総合物流企業の2センターで導入されているシーネット(千葉県船橋市)は23日、ピッキング業務の新ソリューション「ボイデジ」を発表した。ボイデジはシーネットの音声認識システムとアイオイ・システムのデジタルピッキングシステム(DPS)を組み合わせたもの。

 

音声認識システムは、音声の指示で、ダイレクトにロケーションへ移動することが可能な半面、隣り合うロケーションがヒットした場合には指示を聞く無駄があった。一方、DPSはライトの点滅でヒットした商品が一目でわかるが、動線が長い場合には点滅を探す無駄があった。

 

そこでボイデジでは、アイテム数は多いが出荷頻度の低いBCランク商品は、音声認識システムで作業し、アイテム数は少ないが出荷頻度の高いAランク商品は、DPSで作業を行う。これにより、ABC分析に沿った商品分類でのピッキング作業を、より効率良く行うことを可能にした。

 

さらに費用面でも、BCランク品に音声認識システムを使用することで、DPS表示機はAランク商品部分のみとなり、初期導入費用を抑えることができる。また、音声認識システムとDPSを合わせた進捗管理が可能で、PCによるモニタリングで業務進度をリアルタイムに把握できるようになった。

 

■詳細は下記URLを参照。
http://www.voicesystem.jp/products/voidigi.html