M&A川崎汽船は27日、同社の連結子会社であるケイラインロジスティックス(ケイラインロジ)の持ち株会社を設立し、川崎汽船が保有するケイラインロジスティックスの株式を新持ち株会社に全て譲渡した上、全株式の47%を上組に譲渡することに合意したと発表した。
ケイラインロジは1960年の設立以来、フォワーディングなどの国際物流サービスを展開してきた、川崎汽船グループの中核企業。今回の資本提携により、ケイラインロジの国際ネットワークを駆使した物流サービスと、上組の物流ノウハウや営業資産を活用することで、物流機能を強化するとともに、より高品質で多彩なサービスの提供を目指すとしている。
新しく設立される持ち株会社名はKLKGロジスティックスホールディングスで、2025年4月1日に株式譲渡が実行される予定。ケイラインロジの現在の株主は川崎汽船(95.96%)と川崎重工業(4.04%)。24年3月期の売上高は435億円(連結)で、営業損益は3億3800万円の赤字、最終損益は2億3300万円の赤字を計上している。
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