財務・人事不動産コンサルティングの霞ヶ関キャピタルは2日、2024年8月期の連結決算を発表した。冷凍冷蔵倉庫への需要の高まりもあり、24年8月期の売上高は656億8551万円で、前年同期比76.2%増、営業利益は85億3730万円で同92.2%増と好調だった。純利益は2.4倍の50億2000万円となった。
同社は物流関連事業として冷凍冷蔵倉庫をメインターゲットに開発を進めており、同期末で完成した冷凍冷蔵倉庫・冷凍自動倉庫は7件、開発予定物件は11件となっている。
市場では築30年を超える老朽化した施設が多いことや、冷媒として使われる特定フロンや代替フロンへの規制が強化されつつあることから、環境配慮型の冷凍冷蔵倉庫に対する需要が高まっている。このため、同社は中継輸送に適した立地を含めて積極的な開発を進め、人手不足や冷凍倉庫内での過酷な労働環境に対応する冷凍自動倉庫の開発にも力を入れている。
今後も冷凍冷蔵倉庫に対する需要は高く、こうした傾向は中期的続くとみており、特に冷凍自動倉庫は業績の拡大に有効だとし、25年8月期の業績は、売上高950億円(前年同期比44.6%増)、営業利益165億円(前年同期比93.3%増)、純利益100億円(99.2%増)などと見込んだ。
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