調査・データ東京商工リサーチ(TSR)は4日、昨年1年間に倒産したり休廃業したりした米作農家は、統計を開始した2013年以降で最多の89件に達したと発表した。今年もすでに倒産が2件発生しており、これまで以上に事業継続を断念する米作農家が増える可能性があるとしている。
米作農家の倒産、休廃業の件数は新型コロナ禍の間は年間60件前後で推移していたが、23年に83件と急増し、過去最高となった。昨年もさらに6件増えて過去最高を更新した。
TSRは「不安定な価格推移や生産コストの上昇を早く止めないと、後継者問題が深刻になっているコメ農家の倒産や休廃業を後押しすることも危惧される」としている。
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