サービス・商品自動倉庫システムの開発を手掛けるRENATUS ROBOTICS(レナトスロボティクス、東京都文京区)は10日、電子商取引(EC)事業支援を手掛けるイー・ロジット(東京都千代田区)の埼玉草加FC(フルフィルメントセンター)に導入した統合型自動倉庫システム「RENATUS(レナトス)」が本格稼働し、出荷を開始したと発表した。
RENATUSはロボティクスと数理アルゴリズム技術を活用したワンストップ梱包型の次世代倉庫で、業界最速クラスのシャトルや昇降ユニット、同時制御アルゴリズムなどを使って、ピッキングから集約、梱包まで1人の作業員が一括して行う「ワンストップ梱包」が可能になる。
同FCでは先月27日からRENATUSを使った出荷を開始。ピッキングから荷合わせ、検品、梱包の全工程をたった一人の作業者が移動せずに完結できるようになり、生産性が従来にくらべておよそ10倍に向上した。また、検品済みの入荷商品の入ったトート(箱)を直接入庫することで、1人で1時間あたり300トート以上入庫できるようにもなった。
今後、埼玉草加FCではRENATUSの拡張を計画しているほか、イー・ロジットによるRENATUSの販売取次や導入支援も検討している。
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