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大日本印刷、植物由来素材使用の環境複合容器

2024年10月21日 (月)

▲DNPバッグインボックスエキタイト、バイオテック仕様(出所:大日本印刷)

環境・CSR大日本印刷(DNP、東京都新宿区)は21日、同社が提供している段ボール箱の中にプラスチックの内袋を入れた複合容器「DNPバッグインボックスエキタイト」で、新たに「DNPバッグインボックス エキタイト バイオテック仕様」を開発したと発表した。

同仕様では、植物由来(バイオマス)の材料を一部に使用した「DNP植物由来包材バイオマテック」のポリエチレンフィルムを採用。全体のプラスチック量も従来品より減らすことで、製品ライフサイクルにおけるCO2排出量を13%削減できるという。同仕様は、すでによつ葉乳業(札幌市中央区)の「業務用 よつ葉牛乳」をはじめとした液状製品の包材として採用されている。

よつ葉乳業は、地球温暖化防止や資源の有効活用、環境保全の施策などを進めてきた。DNPは、よつ葉乳業に対し、輸送時などに破損しない強度と、CO2排出量やプラスチック使用量の削減を両立させたバックインボックスを開発、1980年から無菌状態で流通できるバッグインボックスを提供してきた。同仕様でも、保有する製膜技術や無菌充填技術、内容物に適した機能の付与などの知見を活かしたとしている。

なお同仕様は、23日-25日に東京ビッグサイト・東ホールで開催される「2024 東京国際包装展(TOKYO PACK 2024)」のDNPブース(東1ホール ブースNO.1U09)で紹介する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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