拠点・施設アドバンテスト(東京都千代田区)は17日、韓国現地法人のアドバンテスト・コリアが天安市に建設していた新工場がこのほど完成し、操業を開始したと発表した。現地法人は本社をソウルから新工場に移転した。
同社はこれまで、半導体試験用の搬送装置・テストハンドラ、半導体試験装置の周辺機器・プローブカードなどのデバイス・インタフェースを韓国で生産してきたが、新工場の完成により、顧客の拠点に近いロケーションで生産し、供給体制を強化する。
■新工場の概要
所在地:韓国忠清南道天安市西北区車岩洞421番地
構造:地上2階地下1階
総床面積:1万2046坪(3万9821平方メートル)
総投資額:500億ウォン(44億円)
月産能力:テスト・ハンドラ80台、プローブ・カード40枚