アドバンテスト、韓国に半導体向け装置の新工場

拠点・施設アドバンテストは29日、韓国の現地法アドバンテスト・コリアの新工場用地として、韓国忠清南道天安市に土地を取得すると発表した。

韓国には、半導体事業における同社の重要顧客が存在しており、新工場建設によって、国際的な供給体制を強化し、競争力を高めたい考え。

同社は現在、韓国で半導体試験用の搬送装置ダイナミック・テスト・ハンドラや、半導体試験装置の周辺機器であるデバイス・インタフェースを生産している。

新工場用地の面積は約4万平方メートル、取得額は200億ウォン（約13億円）で、4月に取得する。韓国内の顧客向けに加え、世界各地への輸出も計画している。