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アジア中心にグローバル供給体制構築

味の素、韓国でバイオ医薬品向け培地工場が稼働

2014年10月22日 (水)

拠点・施設味の素、韓国でバイオ医薬品向け培地工場が稼働味の素子会社の味の素ジェネクシン社は、韓国の仁川広域市で8月にバイオ医薬品製造に用いる培地新工場を完工、本格稼働を開始し、20日に新工場のオープニングセレモニーを行った。

味の素では、新工場の稼働により「2020年までに2000億円規模に成長する」とみている培地市場に対し、アジアを中心にグローバルな供給体制を構築する、としている。

味の素ジェネクシン社で製造する培地は、味の素グループ各社を通じてグローバルに販売する。韓国では味の素ジェネクシン社が直接販売する体制を取る。成長するアジアで製造・販売拠点を持つことにより、培地の安定供給体制の確立と培地事業基盤の強化を図り、グローバルな新規需要の獲得を目指す。

味の素ジェネクシン社の新工場の概要
所在地:韓国仁川広域市
資本金:29億円(設立時357億ウォン)
出資比率:味の素75%、ジェネクシン社25%
事業内容:医薬、医療用培地の生産・販売
従業員:30人
敷地面積:1万1000平方メートル