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ハパックロイド、運賃上昇で通期業績引き上げ

2024年11月18日 (月)

調査・データドイツの海運大手Hapag-Lloyd(ハパックロイド)は14日、2024年第1-3四半期は好調な業績を達成したと発表した。

同社グループの1月-9月期EBITDAは36億ドル(5568億円)で、グループEBITは19億ドル(2938億円)、グループ利益は18億ドル(2784億円)だった。ことし上半期の運賃の低下と喜望峰周辺での船舶の迂回航路変更による輸送費の増加を考慮し、これらの業績は予想通り前年同期を下回ったが、第3四半期の需要増と運賃の上昇により、24年の前期比で大幅な増益となった。

定期船事業では、1月-9月期の輸送量は前年同期比5%増の930万TEU、セグメント売上高は平均運賃が前年同期の1604ドル/TEUから1467ドル/TEUと低下したことにより、2%減の150億ドルとなった。EBITDAは35億ドルに減少、EBITも19億ドルに減少した。

同社の今会計年度の業績予想は、グループEBITDAは46億-50億米ドル、グループEBITは24億-28億米ドル(22億–26億ユーロ)となる見通し。

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LOGISTICS TODAY編集部
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