サービス・商品元旦ビューティ工業(神奈川県藤沢市)は25日、夏場の工場や倉庫での暑さ対策向けの遮熱工法「元旦エコパネルシステム」を開発したと発表した。このシステムは既存の屋根に取り付けるだけで高い遮熱効果を実現し、作業環境の改善に寄与する。

▲山梨第一工場に設置した「元旦エコパネル」と「バリヤネット78」(出所:元旦ビューティ工業)
近年、夏場の熱中症対策が重要視されるなか、大規模施設の空調効率改善が課題となっている。特に折板屋根は直射日光を受けると表面温度が80度を超え、施設内の気温も上昇しやすい。こうした背景を受けて開発された元旦エコパネルシステムは、ガルバリウム鋼板と断熱材を組み合わせた軽量設計で、屋根全体の熱負荷を軽減する。
また、専用の落下防止装置「バリヤネット78」を使用することで、大規模な仮設足場が不要となり、工期短縮とコスト削減を実現。屋根に穴を開けることなく設置できるため、漏水のリスクがなく、賃貸物件にも適用できる。
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