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双日、インドネシアに物流合弁会社を設立

2013年6月20日 (木)

ロジスティクス双日は20日、物流子会社の双日ロジスティクスが伊勢湾海運、現地パートナーとともに、同社が手掛ける工業団地「グリーンランドインターナショナルインダストリアルセンター」(GIIC)で総合物流サービスを行う合弁会社「ISジャヤ・ロジスティク」を設立したと発表した。

双日ロジスティクスは、これまでASEAN各国の拠点を通じて日系企業の海外進出を支援してきたが、インドネシアへの生産工場の進出が加速していることから、新会社を設立し、物流適地のGIICに拠点を構え、工場設立から稼働までの最適な提案・サービスを強化し、物流事業を展開する。

また、GIIC内の8.8haの敷地に、パートナーの伊勢湾インドネシア社が30トン天井クレーンを備える重量物・一般貨物用倉庫を建設中で、入居企業だけでなく、ジャカルタ近郊エリアの工業団地物流サービスを拡充する。

新会社は双日ロジスティクスと伊勢湾インドネシア社がそれぞれ24.5%、現地パートナーのMBL社が51%を出資。7月からIPLS、国内物流、倉庫サービスなどの国内物流サービス、設備機械複合一貫国際輸送サービス、CBTS、輸出入フォワーディング、通関などの国際物流サービスを開始する。

双日はGIICのほか、ベトナム、インドでも工業団地事業を展開しており、進出企業に対する現地法人設立手続き、工場建屋建設、操業前の生産設備の調達・輸出入・通関・工場への搬入、据え付け、操業後の倉庫・物流サービスといったロジスティクス機能の提供や原材料の調達などの総合的な支援をグループで行っている。