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三井物産、バングラ財閥傘下ACIモーターズに出資

2024年11月29日 (金)

▲ACI Motorsとの調印式(出所:三井物産)

M&A三井物産は11月29日、シンガポール子会社のアジア・大洋州三井物産を通じ、バングラデシュの大手財閥ACIグループ傘下のモビリティー関連事業会社、ACIモーターズへの出資参画を発表した。

ACIグループはモビリティー、製薬、食料、農業、小売など幅広い分野で事業を展開する大手財閥。ACIモーターズは同グループのモビリティー事業を担い、ヤマハ発動機やヤンマー、インド農機メーカーのソナリカ、中国トラックメーカーのフォトンなど、グローバルブランドの2輪車、農業機械、商用車、建設機械を組み立て・販売している。

バングラデシュでは2輪車が自動車産業の70%を占めており、「国民の足」として需要が拡大中。農業機械も政府の農業開発政策により今後さらなる成長が期待されている。三井物産は今回の出資を通じ、ACIグループとの協力を深化させ、交通、農業、インフラ領域でのモビリティーや自動化ソリューションの提供を目指すほか、小売や物流などへの事業展開を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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