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独・ハンブルク港のターミナルが完全デジタル化

2024年12月11日 (水)

サービス・商品独ハンブルク港の港湾物流を統括するハンブルク自由港倉庫建築組合(HHLA)は10日、同港のアルテンベルダー・ターミナル(CTA)にトラックの運行管理アプリ「パシファィ」が導入され、全てのトラックの通行がデジタル化されたと発表した。

パシファイはターミナルやデポでのトラックの運行管理を自動化。ドライバーが自分でスロットを予約し、デジタルでチェックインし、要素認証で本人確認できるようにする。現在、1万3000人以上のトラックドライバーと運送会社が使用している。

これによって、これまでのトラック運転手カードはデジタルアプリとなり、本人確認もデジタルで瞬時にできるようになった。運転手カードの偽造などもできなくなり、セキュリティも格段に向上する。

同システムはHHLA のベンチャー育成・投資部門のHHLA Nextが開発し、今年、HHLA Next の独立子会社として passifyが設立された。アプリは既に同港のブーシャートカイ・ターミナル(CTB)とトレロー・ターミナル(CTT)に導入されており、今年初めの稼働開始以来、3つのターミナルでのアプリによる処理件数は20万件を超えた。

Passifyはドイツ国外でも、ルーマニア内陸部のターミナルで導入されており、今後、さらなる海外展開も予定されている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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