調査・データJFEエンジニアリングは27日、大阪ガスとともに、ケミカルルーピング燃焼技術を用いた電力・水素・CO2同時製造技術の実証試験を開始すると発表した。
実証試験は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業に採択されたもので、バイオマスや有機廃液を燃料に酸化鉄中の酸素を用いて燃焼させるプロセスによって、空気由来の窒素を含まない高純度CO2の回収と同時にクリーン電力とクリーン水素を製造する。
同社は、300キロワット級実証機の系統設計と詳細設計を担当し、大阪ガスは建設工事と試運転を担う。2027年度までに実証機を完成し、得られた成果を基に商用化を目指す。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com