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サンケイビル、埼玉・川越市で既存倉庫を再生

2024年12月13日 (金)

拠点・施設サンケイビル(東京都千代田区)は12日、「SANKEILOGI plus(サンケイロジプラス)」のブランドで物流施設の再生事業を新たに立ち上げると発表した。既に第1弾となる施設「SANKEILOGI plus 川越」が埼玉県川越市で10月に完成し、合通ホールディングス(大阪市福島区)の専用倉庫として12月から稼働する。

▲SANKEILOGI plus川越外観(出所:サンケイビル)

新事業では、同社が既存の物流施設を取得して、賃貸用の物流施設として再生。施設をそのまま修繕し賃貸するのではなく、「機能性」「環境およびBCPへの配慮」「働きやすさ」などの魅力をプラスすることを目指す。2番目の物流施設も茨城県坂東市で改修工事が進められており、来年1月に完成する予定になっている。

SANKEILOGI plus 川越は、もともと定温・チルド設備を備えた配送拠点として使用されていたが、昨年11月に同社が取得し、既存の倉庫や設備を生かしてリニューアルした。

旧所有者は自家用倉庫として使っていたため、倉庫業の営業倉庫としての登録に必要な施設スペックを満たす工事を行ったほか、テナントや荷主との交渉を早めに開始できたことから、双方の要望も設備や仕様などに反映できた。

従業員の働きやすさも追求し、共用部の内装を一新したほか、倉庫内にも有効天高、耐荷重のサインや、EVサインを設けた。

「SANKEILOGI plus 川越」概要
所在地:埼玉県川越市芳野台3-1-2
敷地面積:5704平方メートル
延床面積:4393平方メートル
構造:2階建て、S造(一部RC造)
改修完成:2024年10月9日
アクセス:首都高速埼玉大宮線「・与野インターチェンジ(IC)から14キロ、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)・川島ICから8.8キロ、関越自動車道・川越ICから10.3キロ、東武東上線・川越駅から6.8キロ

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LOGISTICS TODAY編集部
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